高度な専門性を身につけ、
自身の市場価値を高めるための選択。
information
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2025年度入試(春季)の出願期間は、法学・経済学・商学・総合政策研究科が11月25日~28日、文学研究科が12月3日~5日です
中央大学大学院の特長
総合大学の強みを生かした
多彩な研究の場
7研究科32専攻を擁し、社会科学・人文科学・自然科学の3分野をカバー。幅広い学びと多様な研究の場を提供します。
数多くの研究者を輩出してきた歴史と伝統
創設以来、充実した指導体制のもとで力を入れてきた研究者の養成。全国で数多くの修了生が研究者・大学教員として活躍中です。
高度な専門性を備えた
高度職業人の養成
複雑化する現代社会で欠かせない高度な知識とスキル。修了者は大学院で身につけた自身の専門性を活かし、企業や公的機関など各界で活躍しています。
大学院生生活を支える
多様な教育・研究支援制度
独自の給付奨学金や学会発表補助をはじめ、研究活動を支える制度が充実。文系研究科では、博士前期課程から日常の個人研究スペースとして学生研究室を用意しています。
学費や詳しいカリキュラム、
過去問などの資料をご用意しています。
研究科紹介
法学研究科
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・法学・政治学分野の学識を有する高度な人材を養成
法学・政治学及びその関連諸分野における高度な研究能力と広く豊かな学識を有し、高度の専門性を必要とする業務を遂行できる人材を養成します。
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・充実の5専攻体制
公法、民事法、刑事法、国際企業関係法の法律系4専攻と、政治学専攻の計5専攻で構成。法律系の分野を4つの専攻に分けてそれぞれ特化しており、他大学に類を見ない大きな特色です。5専攻で約70名の教員が指導にあたっています。
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・自立した基礎的研究能力の修得を図る
専門分野に関わらず必要とされる基礎的な知識や能力の涵養のために、博士前期課程では「研究基礎科目」、博士後期課程では「研究論科目」を設置。前者では、研究に必要な研究倫理と研究方法及び基礎的知識・能力の修得を、後者では、研究者として自立するために必要不可欠な研究指導・研究報告の手法の習得を図ります。
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・自身の専門性を活かした幅広い進路
修了後は、大学教員をはじめ、企業法務部門や公務員等の進路に就く者が多く、いずれの分野でも、自身の専門を生かして活躍しています。
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・広く門戸が開かれた多様な入試制度
法科大学院(ロースクール)修了者を対象とした博士後期課程特別選考入学試験、他大学の成績優秀者も受験できる博士前期課程特別選考入試のほか、社会人特別入試、外国人留学生入試を実施しています。
経済学研究科
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・次代を担う「研究者」の養成と「高度専門職業人」の養成
前者は創設以来、重きを置いてきたものであり、博士前期課程から博士後期課程への連携した指導体制によって、全国の大学教員をはじめ、研究所やシンクタンクに在籍する研究者を多数輩出してきました。一方、後者は、経済学理論に立脚しながらも、学部で修得した知識をさらに高度化・専門化しキャリアアップを目指す学生を受け入れ、複雑化する社会において即戦力として貢献することができる「高度専門職業人」として世に送り出しています。
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・希望進路に合わせた3種類のコース
博士前期課程では、研究者コース・高度職業人コース・税理士コースの3コースを設置し、一人ひとりの将来設計と向き合い、必要な力を適切に育む体制を築いています。
商学研究科
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・5つの分野(経営学・会計学・商業学・金融学・経済学)を展開
上記5分野から主分野を専攻しより高度な専門性を磨くことができるほか、それ以外の分野についても幅広い教育・研究リソースを活用して自身の研究を深めることができます。
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・希望進路に合わせた2種類のコースを設置
博士前期課程では、豊かな学識を有する研究者を目指す「研究コース」と、資格取得や優れた見識と高度の専門性を必要とする業務を遂行できるビジネスパーソンを目指す「ビジネスコース」を設置しています。
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・研究成果の発表機会を多数提供
学内の複数の刊行物に論文を掲載することができるほか、博士後期課程では、本学企業研究所プロジェクトに参加できます。
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・豊富な教育スタッフによる充実した指導体制
教員数は専任・兼任合わせて約80名を超えるほか、少人数での指導が多いことが特徴です。
理工学研究科
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・次代の科学技術基盤を担い、国際的に第一線で活躍する研究者及び技術者を育成
理学、工学およびその関連諸分野に関する理論並びに諸現象にかかる高度な教育研究を行い、高い研究能力と広く豊かな学識を有し、専門分野における教育研究活動その他の高度の専門性を必要とする業務を遂行できる人材を養成します。
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・社会のニーズの変化に対応した専攻の設置やカリキュラムの改善
近年は、グローバルに活躍できる人材の育成に力を入れています。博士前期課程ではインドネシア・バンドン工科大学と、博士後期課程では台湾・國立中央大学とのダブルディグリープログラムを開設しました。また、都市人間環境学専攻において英語のみで修了できるコースを設置し、多様なバックグラウンドを持つ学生が学ぶことができる環境を整えています。
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・「連携大学院方式」による研究機関との教育研究協定
国立研究開発法人 物質・材料研究機構や独立行政法人 産業技術総合研究所の研究者と共に、各研究所の最先端の装置等を利用することで、より高度な研究を行うことはもちろん、学内だけでは得難い経験ができます。
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・世界水準の研究を展開
学会発表助成制度等を利用し、国内外合わせて毎年約400件の学会発表を行っています。
文学研究科
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・人文科学・社会科学をはじめとする諸分野に関する高度な教育研究
人間の内面、社会、歴史を研究対象に、地域社会から国際社会まで、グローバル化・高度情報化した現代社会に貢献できる人材を育成します。
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・専攻横断的な「知の越境」を推進
自身が在籍する専攻での専門的な科目に加え、専攻の垣根を超えた多彩な授業科目を履修することが可能です。各自の専門領域と専攻横断的な科目を組み合わせることで広い視野に立った高度で深い教養を身につけることができます。
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・日々の研究活動を支える充実した「専攻共同研究室」
専攻ごとに関連資料や雑誌、書籍などの専門図書を多数所蔵する「専攻共同研究室」を設置しているほか、専攻別の各種機関誌、研究発表会など、研究発表の場を多く用意しています。また、専攻共同研究室の活動により、学修・研究の場が多く用意されていることに加え、博士前期課程の学生と博士後期課程の学生の間でも活発な交流があります。
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・自身の専門性を活かした幅広い進路
修了後は、大学教員や研究所の研究者、高等学校の教員や公務員、また民間企業等において、大学院で身につけた高度な専門知識を生かして多分野で活躍しています。
総合政策研究科
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・学際的に社会の諸問題を解決できる人材を育成
学問、国家、文化、宗教、産学官などの境界を越えて人々が行き来する“クロスボーダー社会”において、文化的視野に基づく法政策、公共政策、経営政策などの「政策研究」を専門分野として活躍できる人材の養成を目指しています。
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・学際的研究を行う演習
一定のテーマをもとに専門分野の異なる教員が一同に集まりチーム・ティーチングを行う演習を開講しています。学生が複合的視野から研究することを助勢するのと同時に、研究分野を異にする学生同士が1つの演習のもとに集まり、互いに刺激を受けつつ、幅広い思考力を培うことが狙いです。
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・在籍する教員の専門分野が多彩で幅広い学問領域を展開
様々な研究思考を持った教員と接することができ、幅広い研究分野の教養を修得することができます。
国際情報研究科
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・情報学と法学を統合し、社会のグランドデザインを主導する人材の養成
官民問わず、デジタル化の推進が強力に叫ばれる今、従前の知識や考え方、単一分野の知識では解決し得ない課題が私たちに突き付けられています。
国際情報研究科では、情報及び情報に関する法律・規範に関する理論とサイバーフィジカル社会(CPS)における諸現象に精通し、複雑さを極める現代社会に内在する諸問題に対する新しい解決アプローチを、情報学と法学の知識をもとに創造できる人材、すなわち「情報学と法学を統合し、社会のグランドデザインを主導する人材」を養成します。 -
・本研究科で取り組む課題の例
〇自動運転や人事採用システム等のAIを搭載した製品における倫理的課題
〇膨大な顧客データのGDPRに準拠した管理
〇クラウドコンピューティングやオープンAPIによるイノベーションの創出 -
・社会人が学びやすい環境
キャンパスはアクセス抜群の市ヶ谷です。授業は平日夜間と土曜日にオンライン授業システムも活用しながら実施することで社会人の学びをサポートします。
学費や詳しいカリキュラム、
過去問などの資料をご用意しています。
教員紹介
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法学研究科 刑事法専攻 只木 誠 教授
【専門分野】
罪数論・競合論、故意論・錯誤論、生命倫理と法、矯正と法、経済刑法 -
経済学研究科 経済学専攻 中村 彰宏 教授
【専門分野】
公共経済学 -
商学研究科 商学専攻 朴 宰佑 教授
【専門分野】
消費者行動論、マーケティング論 -
理工学研究科 数学専攻 酒折 文武 准教授
【専門分野】
統計科学、統計的学習理論、統計的モデリング、スポーツ統計科学、統計教育 -
文学研究科 日本史学専攻 山崎 圭 教授
【専門分野】
日本近世史 -
総合政策研究科 総合政策専攻 川崎 一泰 教授
【専門分野】
公共政策、地域経済学、公共経済学 -
国際情報研究科 国際情報専攻 石井 夏生利 教授
【専門分野】
プライバシー権・個人情報保護法・情報法
学費や詳しいカリキュラム、
過去問などの資料をご用意しています。
修了生の声
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冨川 雅満さん
法学研究科 博士後期課程
刑事法専攻
2016年度 修了2019年4月より九州大学法学研究院の准教授として勤務しています。
私が専門とする分野(刑法)では、修士論文の執筆にあたってドイツの法律論文を一人で読み解く力が求められ、大学院に入ってからドイツ語を学び始めた私は、当時とても苦労しました。しかし、指導教授の先生や先輩方に根気よく指導いただいたことで、二年目が始まる頃には、なんとか一人で専門文献を読むことができるようになりました。博士後期課程に入ると、論文執筆の準備、研究会報告の準備に追われる日々となり、多くの人に自分の研究成果を見てもらえるようになったことに、緊張と楽しみを感じました。また、他大学の院生や先生方と交流する機会も増え、研究者の仲間入りができたような想いになったのを記憶しています。
指導教授からは多くの金言を頂戴しました。そのうちの1つとして、「研究者の人生はマラソンだよ」と言われたことがあります。この言葉には、「急がずとも良いが走り続けること、すなわち継続が大切であるということ」、そして「ひとまずのゴールを設定すること」という、2つの意味合いがあると感じています。
私は、これまで充実した研究生活を歩んできました。研究者の道を志して良かったと思っています。これから大学院へ進学して研究者を目指すみなさんが、希望ある研究の道を進んでいかれることを心より祈っております。
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堀川 祐里さん
経済学研究科 博士後期課程
経済学専攻
2018年度 修了2019年3月に博士(経済学)の学位を取得し、中央大学経済学部任期制助教を経て、2019年9月より、新潟国際情報大学国際学部の専任教員として勤務しています。
私は、中央大学経済学部での学びの楽しさから研究者になりたいと思いました。大学卒業後、一度社会人になってから大学院に入学しましたが、先生方からのきめ細かなご指導と、学外の研究者のネットワークのおかげで、研究の作法を身につけることが出来ました。博士課程の就職活動は厳しいですが、研究者のコミュニティから教壇に立つ機会をたくさんいただき、晴れて専任教員になることが出来ました。2021年度には、勤務校からの助成によって、博士論文を書籍として出版する予定です。
経済学研究科は2つの多様性が尊重されています。1つ目に、研究アプローチの多様性が尊重され、学問の自由が守られています。2つ目に、ジェンダーや年齢、国籍にかかわらず、多様性のある大学院生が切磋琢磨しています。物理的な研究スペースの確保はもちろんのこと、大学院事務室の親身なサポートもあり、安心して研究をおこなうことができます。多様性を認め、院生の可能性を信じる経済学研究科で、持てる才能をぜひ開花させてください。
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郝 宇初さん
商学研究科 博士前期課程
商学専攻
2020年度 修了留学生として来日し、大学院で学びや研究を深めました。大学院を修了した後は、日本でコンサルティング会社に就職しました。現在、デジタルマーケティング改革の業務に就いています。
私は、中小企業間ネットワークの変容プロセスを解釈し、その中でシンボルがどのように機能していたのかを研究しました。大学院では、事前に自分なりの研究課題を見出し、指導教授と一緒にその課題に取り組みました。複数の会社でインタビューを実施したり、数百本の先行研究や書籍、新聞記事を読んだりし、自分なりの研究成果を出すことができました。
また、大学院の2年間は、プレゼンテーション能力や課題解決力を養う非常によい訓練の場だったと思います。先生方のご指導はもとより、経済面では奨学金など、中央大学からたくさんの支援をいただきました。留学生の私にとって、充実した環境で研究・生活ができ、初めての海外留学としてよい経験を得ました。
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森山 祐佳さん
理工学研究科 博士前期課程
生命科学専攻
2020年度 修了修了後は、医療業界に属する大手企業で働いています。大学院で学んだ、PDCAサイクルやプレゼンテーションスキルが日々の業務に活きているのを感じています。
大学院では、私は特殊なゲノムを持つアフリカツメガエルを使い、ゲノム進化の謎を解明することを目的として研究を行っていました。大学院生活は、自分の好きなように、自由に時間を使うことができます。私は博士前期課程1年時に自ら教授に志願した国際学会への参加を皮切りに、毎日のように学部の時よりも深い実験とディスカッションを行い、隙があれば論文を読み漁り、研究室内外の発表ではプレゼンテーションスキルを磨き上げるなど、挙げるとキリがないほど充実した日々を過ごすことができました。私自身も驚いています。
みなさんも科学にまっすぐ向き合い、自分を大きく成長させる有意義な2年間を過ごしてください。 -
西出 佳詩子さん
文学研究科 博士後期課程
独文学専攻
2016年度 修了複数の高校や大学で兼任講師を務めたのち、現在は大阪大学大学院言語文化研究科で専任講師として勤務しています。
大学院では、テクスト言語学をさらに深く学びたいと意気込み、他大学院単位互換制度も利用して授業を履修するなど、意欲的にスタートをきったものの、研究が思うように進まず、悩み考え込む日々も多々ありました。そうした中、高等学校での自らのドイツ語学習を思い出し、ドイツ語の教員免許状取得を一目標とし、博士前期課程と博士後期課程にまたがって教職課程を履修しました。ドイツ語での教育実習を経て免許取得後すぐに高等学校でドイツ語を教える機会に恵まれました。他にも、学部生向けの授業のサポートやドイツ語教員養成・研修講座の受講を通じて、学習者の学びのプロセスに興味関心を持ち、言語的なデータを手がかりに地道に分析・考察する面白さを体感しました。
博士後期課程では専攻内の研究発表会をはじめ、外部の研究会や学会の場で研究発表を行いました。外部での研究発表は緊張しましたが、自分の研究に対し貴重な意見を頂くことができます。当時コメントやアドバイスを頂いた先生方とは今でも連絡をとっています。
このように、二足の草鞋を履きながらの論文執筆は心身ともに辛い時も多々ありましたが、指導教授の熱心なご指導のもと、諦めずに一歩一歩歩みを進めたことが非常に重要であったと思います。
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武田 作郁さん
総合政策研究科 博士前期課程
総合政策専攻
2019年度 修了博士前期課程を修了後は、専門分野をより深めることができる他大学の博士後期課程へ進学するとともに、中央大学保健体育研究所で客員研究員として勤務しています。
中央大学法学部を卒業後、同大学保健体育研究所において研究に携わる機会を得たこと、またスポーツの指導を行う中で現場での問題点を目の当たりにしたことが、研究者を志し、大学院へ進学するきっかけとなりました。しかし、いざ始めてみると困難なことも多く、とくに仕事と履修や研究活動を両立するため、時間のやりくりには苦労しました。先生からは、「常に考え続けることが研究だ」というアドバイスをいただいていたので、限られた時間を無駄にせず研究活動を続けるために、日常の中に思考のヒントを探して、考え続けることを意識しました。
総合政策研究科では、自らの専門分野だけではなく、多彩な分野の教授陣、カリキュラムのもとで学びを深めることができます。こうした環境で得られる、より広く、より深い知識や考察は、研究領域や研究手法にとらわれることのない「学際的なものの見方」を育みます。自らの研究を客観的に批判する能力と、多様化し、複雑化する社会問題に対する、柔軟かつ実践的な問題解決能力を鍛えながら、「学びのとき」を楽しんでください。きっと新たな発見があると思います。
学費や詳しいカリキュラム、
過去問などの資料をご用意しています。
出願期間・入試日程・入試要項(2025年度入学)
研究科 | 出願期間 | 入学試験 | 合格発表 | |
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夏季 | 法学・経済学・商学・文学・総合政策 | 4/3~4/4 | 4月下旬 | 4月下旬 |
理工学(一般・社会人) | 6/7~6/13 | 7月上旬 | 7月中旬 | |
国際情報 | 4/3~4/5 | 4月下旬 | 4月下旬 | |
秋季 | 法学・経済学・商学・文学・総合政策 | 7/2~7/4 | 9月上旬~中旬 | 9月下旬~10月上旬 |
理工学(外国人) | 9/20~9/26 | 11月上旬 | 11月中旬 | |
国際情報 | 8/19~8/22 | 9月中旬 | 9月下旬 | |
春季 | 法学・経済学・商学・総合政策 | 11/25~11/28 | 1月中旬~2月初旬 | 2月上旬~中旬 |
文学 | 12/3~12/5 | 1月下旬 | 2月上旬 | |
理工学(一般・社会人) | 1/7~1/14 | 2月初旬 | 2月上旬 | |
国際情報 | 1/9~1/12 | 2月初旬 | 2月中旬 |
学費や詳しいカリキュラム、
過去問などの資料をご用意しています。
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過去問などの資料をご用意しています。
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